清掃・ビルメンテナンスのユニフォームは「細身すぎ」に注意|幅広い年齢層が快適に動ける作業着の選び方

TOP > お役立ちコラム

清掃・ビルメンテナンスのユニフォームは「細身すぎ」に注意|幅広い年齢層が快適に動ける作業着の選び方


清掃会社やビルメンテナンス会社でユニフォームのリニューアルを検討する際、「せっかく新しくするなら今風でおしゃれな作業着にしたい」と考えるご担当者様は少なくありません。


しかし、近年作業服業界で主流となっている「スリムフィット」や「タイトなシルエット」のウェアを導入した結果、現場のスタッフから「屈むと腰まわりが引っ張られて痛い」「脱ぎ着がしにくく着替えに時間がかかる」「体にフィットしすぎて窮屈」といった不満が寄せられるケースが増えています。

清掃・ビルメンテナンスの現場には、若手からベテランまで幅広い年齢層のスタッフが在籍しています。一部のスタッフに合わせた細身のデザインを導入すると、現場での作業性や快適性を損なう恐れがあります。

一方で、不満を避けるために「とにかく大きいサイズを選べば良い」というわけでもありません。余計なだぶつきは、清掃作業時の引っ掛かりや事故につながる危険性があり、企業の顔としての「清潔感」も損ねてしまいます。

本記事では、法人向けユニフォームを専門に扱う株式会社東京ユニフォームの知見をもとに、清掃・ビルメンテナンス業界において「タイトすぎる作業着が敬遠される理由」を深掘りし、あらゆる年齢層のスタッフが快適かつ安全に働けるユニフォーム選びのポイントを詳しく解説します。

清掃・ビルメンテナンスで「タイトすぎるユニフォーム」が敬遠される理由


作業服のトレンドとしてスタイリッシュなスリムデザインが人気を集める一方で、清掃・ビルメンテナンスの現場では、そうした服が敬遠される場面が多々あります。

その背景には、清掃業務ならではの過酷な「身体の動き」と、スタッフ個々人の体型差があります。

清掃業務は想像以上に体を大きく動かす

清掃・ビルメンテナンスの仕事は、一見するとシンプルな動作に見えても、現場では激しい身体動作が頻繁に行われます。

  • 床面のモップ掛けやポリッシャー操作での腕や肩の可動
  • トイレ清掃や低所の拭き掃除で繰り返す「深くしゃがむ」「中腰になる」姿勢
  • 高所のガラス清掃やエアコン掃除での「腕を真上に伸ばす」動き
  • 広い施設内を1日中歩き回る長時間の移動

静止した状態でジャストサイズに見えるタイトなウェアであっても、深くしゃがんだ瞬間に太ももやヒップ部分が強く突っ張ったり、腕を上げた際に背中や脇下がひっぱられて裾がめくれ上がったりします。こうした窮屈さは作業スピードを低下させるだけでなく、スタッフにとって大きなストレスとなります。

体型変化や関節の動きに伴う窮屈さ・ストレス

年齢を重ねるにつれて、体型にはグラデーションのような個人差が現れます。お腹まわりや太ももまわりに適度なゆとりを求めるスタッフが増えるのも自然なことです。

タイトなウェアは、関節の曲げ伸ばしや屈伸運動のたびに身体へ圧迫感を与えます。また、汗をかいた後に服が肌に張り付くと、脱ぎ着をするだけでもひと苦労です。1日数時間のシフト勤務であっても、着用時間中ずっと窮屈さを感じながら作業を続けることは、業務への集中力を削ぐ原因になります。

あらゆる年齢のスタッフが怪我なく健やかに働くためには、身体の動きを物理的に制限しないウェアであることが前提条件となります。

ゆったりした作業着なら何でも良いわけではない理由

「細身がダメなら、オーバーサイズや大きめのウェアを支給すれば解決するのでは」と考えてしまいがちですが、単純なサイズアップや昔ながらのダボついたウェアの選択も、また別の問題を引き起こします。

だぶつきは見た目の清潔感と作業の安全性を損なう

生地に余分なだぶつきがあると、動作のたびに裾や袖口がもたついてしまいます。

このようなだぶつきは、転倒や物品破損といった現場の安全リスクを向上させます。また、生地が余りすぎているシルエットは「だらしなさ」を感じさせやすく、施設利用者やクライアントからの印象を悪くする要因にもなります。

企業の信頼を守る「清潔感」と「動きやすさ」の両立

ビルメンテナンスやオフィス清掃、商業施設の清掃において、スタッフは「企業の看板」を背負って現場に立ちます。近年は、施設を利用する人々がいる時間帯に清掃を行う「見せる清掃(デイ清掃)」も増えており、スタッフの身だしなみや清潔感は、清掃会社の信頼性に直結します。

したがって、目指すべきは「ダボダボの服」ではなく、「見た目はスマートで整っているが、着ている本人はまったく窮屈さを感じない」という絶妙なシルエットバランスです。

幅広い年齢層が快適に働けるユニフォームの選び方

では、具体的にどのような基準でウェアを選定すればよいのでしょうか。清掃・ビルメンテナンスの現場に最適なユニフォームを選ぶための4つの重要ポイントを解説します。

  1. 適度にゆとりのあるシルエット(レギュラーフィット)
    近年のスリムフィットと昔ながらのルーズフィットの中間にあたる、「適度なゆとりを持たせたシルエット(レギュラーフィット)」が最もおすすめです。
    肩まわりやウエスト、太もも部分にわずかな余裕を残した設計であれば、立ち姿のときはすっきりとした見た目を保ちつつ、動いたときにも生地が身体の動きに追従します。直線的なパターン設計ではなく、人間の解剖学的な動きを考慮した立体裁断が施されているウェアを選ぶと、見た目以上の動きやすさを実感できます。
  2. 高いストレッチ性と部位ごとの可動域設計
    シルエットの工夫に加えて、生地自体の伸縮性(ストレッチ性)は不可欠です。
    ポリウレタン混紡の生地や、特殊な織り・編み方によって高い伸び率を実現したストレッチ素材を採用したウェアは、身体を大きく曲げ伸ばしした際の抵抗を大幅に軽減します。

特に確認すべき部位は以下の通りです。

  1. ウエスト脇ゴムなど体型変化・着脱に対応しやすい仕様
    パンツやスラックスの腰まわりには、「ウエスト脇ゴム仕様」や「シャーリング仕様」が非常に有効です。
    帯全体がゴムになっているイージーパンツのようなデザインは作業着としてカジュアル過ぎる場合がありますが、左右の脇部分だけにゴムを施した仕様であれば、正面からの見た目はきちんとしたスラックスの印象を保つことができます。
    食後やお辞儀・屈伸時のウエストの圧迫感を和らげるだけでなく、スタッフごとの細かな体型差やウエストサイズの前後にも無理なくフィットするため、サイズ選びの失敗を減らす効果もあります。
  2. 豊富なサイズ展開と男女別のパターン設計
    スタッフ構成の多様化に伴い、サイズ展開の豊富さも重要な選定基準です。SS〜6Lといった幅広いサイズラインナップが用意されているシリーズを選んでおくことで、小柄なスタッフから大柄なスタッフまで、全員が自分に合った適切なサイズを着用できます。
    また、男性用モデルの小さいサイズを女性に支給するのではなく、女性特有の体型ラインや股上の深さに配慮した「女性専用パターン(レディースサイズ)」が用意されている商品を選ぶことも、着心地や作業性を高めるうえで不可欠です。

年齢だけで商品を決めつけない|個人差・体型差への視点

ユニフォーム選定において、管理部門が注意すべき重要な考え方があります。それは「年齢層が高いから、年配者向けのゆったりした服にする」というような、年齢による安易な決めつけを行わないことです。

「年齢」ではなく「多様な体型・動き」への配慮

「シニア層=体型が太い」「若手=細身を好む」とは一概に言えません。ベテランスタッフであっても引き締まった体型でスマートな着こなしを好む方もいれば、若手スタッフでも体格が良くゆったりしたサイズを求める方もいます。

特定の年齢層にターゲットを絞るのではなく、「どんな年齢・体型のスタッフが着ても、動きやすく、清潔感があり、恥ずかしくないデザイン」というニュートラルな基準でユニフォームを選定することが、現場全体の納得感につながります。

全世代のスタッフが誇りを持って着られるデザイン

ユニフォームは単なる作業着ではなく、スタッフのモチベーションや「その会社で働いていることへの誇り」にも関わる要素です。
あまりにも古臭いデザインや、野暮ったいシルエットの服は、着用するスタッフのやる気を低下させてしまう可能性があります。洗練されたカラーリングやデザイン性を備えつつ、機能面でゆとりと伸縮性を確保したウェアを選ぶことで、若手からシニアまで全員が気持ちよく着こなすことができます。

導入前には実際の現場スタッフによる「試着検証」が不可欠

カタログの寸法表(着丈、肩幅、ウエスト等)だけでサイズや商品を判断し、一括発注してしまうのは大変危険です。製品ごとの生地の厚みや伸縮性、パターンの違いによって、同じ「Mサイズ」であっても実際の着用感は全く異なります。

失敗を防ぐためには、正式導入前に「サンプルを取り寄せて試着する」プロセスを必ず設けてください。

しゃがむ・腕を上げるなど実際の清掃動作でチェックする

試着の際は、ただ鏡の前に立った状態でサイズ感を見るだけでは不十分です。着用した状態で、実際の清掃現場で発生する動作を行ってもらいましょう。
【試着時に確認すべき具体動作】

複数世代・異なる体型のスタッフから意見を集める

一部の担当者や特定のスタッフだけで試着を行うのではなく、現場で働く代表スタッフ複数名に試着を依頼してください。

このように立場や体型の異なる複数のスタッフに試着してもらい、それぞれの視点から「動きやすさ」「脱ぎ着のしやすさ」「肌触りや生地の厚み」などのフィードバックを得ることで、導入後の「こんなはずではなかった」という不満やトラブルを未然に防ぐことができます。

清掃・ビルメンテナンス会社のユニフォーム選定チェックリスト

新しいユニフォームを選定する際、総務や購買のご担当者様が確認すべきポイントをチェックリストとしてまとめました。選定会議や商品比較の際にご活用ください。

株式会社東京ユニフォームなら現場の課題に合わせたご提案が可能です

清掃・ビルメンテナンス業界のユニフォーム選びは、単に「見た目が良い服を探す」だけでは完結しません。現場の年齢構成、日々の具体的な作業内容、企業が目指すイメージなどを総合的に考慮し、最適な一着を導き出す必要があります。

ユニフォーム専門商社である株式会社東京ユニフォームでは、これまで数多くの清掃・ビルメンテナンス会社様のお悩みを解決してきた実績とノウハウがございます。

  1. 実物サンプル・試着品による事前の着用確認
    東京ユニフォームでは、カタログ上の情報だけでなく、導入前に実際の生地感やサイズ感をお確かめいただけるよう、試着品・実物サンプルのご用意や確認のサポートを行っております。現場のスタッフ様が実際に着用し、清掃動作を試したうえで納得して導入を進めていただけます。
  2. 現場の環境やスタッフ構成に合わせた細やかな商品選定
    「ベテランスタッフが多く、タイトな服だと不満が出そう」「清潔感を保ちながら動きやすい服を探している」といった具体的な課題をお聞かせください。数あるメーカー・ブランドの中から、貴社の現場環境とスタッフ構成に最適なワークウェアをご提案いたします。
  3. サイズ展開や運用面を含めたトータルサポート
    男女別のサイズバランスや、将来的なスタッフの増員・入れ替わりに合わせた追加発注のしやすさなど、管理部門のご担当者様が直面する運用上の課題についても親身になってサポートいたします。
    まずは「現在使っている制服のどこに不満があるか」「どんな現場で着用するか」といったご相談からでも構いません。ユニフォームのリニューアルや見直しをご検討の際は、ぜひ株式会社東京ユニフォームまでお気軽にお問い合わせください。

まとめ

清掃・ビルメンテナンス業界におけるユニフォーム選びでは、近年のトレンドであるタイトすぎるシルエットをそのまま採用すると、「動きにくい」「窮屈で疲れる」といった現場からの不満につながるリスクがあります。
一方で、だぶだぶの大きなサイズを選ぶことも、安全性の低下や企業イメージの悪化を招くため避けるべきです。
解決の鍵は、以下のステップにあります。

  1. 適度なゆとりを持つシルエット(レギュラーフィット)を選ぶ
  2. ストレッチ性やウエスト脇ゴムなど、動作をサポートする機能を重視する
  3. 年齢で決めつけず、すべてのスタッフが快適に動ける設計を意識する
  4. カタログだけで決めず、必ず実物サンプルで清掃動作の試着検証を行う

幅広い年齢層のスタッフがストレスなく活き活きと働けるユニフォームは、現場の作業効率を高めるだけでなく、会社全体の雰囲気やクライアントからの信頼をも向上させます。

専門知識を持ったプロの視点を交えながら、現場の誰もが満足できる最適なユニフォーム選びを進めていきましょう。

contact
東京ユニフォームなら安く、安心にユニフォームをご購入いただけます。
ユニフォームに関する相談・見積り依頼・カタログ請求・お困りごとなど
お気軽にご連絡ください。すぐにご返信させていただきます。


お問い合わせはこちら

PCバナー スマホバナー トップへ戻る